ドイツで運転免許(2) 免許取得までに必要なこと

免許といっても、もちろん教習所に通うだけでとれるのではなく、ほかにも登録など必要な作業があります。今回は私の体験も含めて、そのことについて紹介したいと思います。
免許取得に当たって必要なことは
1) Theorie(学科)の授業
2) 実技(運転)
3)  応急処置の授業
4)  視力検査
5)  役所への、運転許可証(Fahrerlaubnis)の申請
      
今までにわかっていることは、以上です。上記について、すこし説明してみます。
1) 学科は、一回90分の授業に14回出席することが必要になります。テーマが14個あるので、それぞれすべてに参加が必要です。(費用55Euro )
2) 実技は、私の通っているところの場合、80分の実施運転あたり40Euro.
まだはじめたばかりなので、いったい試験前に実施体験が何回必要なのか未定ですが、教官の先生のOKがでるまで試験は受けられません。何しろ、日本との違いは、いきなり路上!!!!本当にできるのだろうか・・・。この件はまた追って書きたいと思います。
3) 応急処置の授業は、教習所では行われません。教習所に、いろいろな案内書があるので、そこから、私は一番安いところに行きました。朝9時から午後3時半まで。びっちりと、応急処置の話を聞き、実体験もしました。人工呼吸や、心臓マッサージ、車から負傷した人をおろすときの、注意など、真剣そのもの。
  人工呼吸は、ドイツでは口から口(マウスツーマウス)と、口から鼻に吹き込む二つの方法を教わります。そのうち、受講生全員が鼻に吹き込むほうを人形を使って体験。
ところが、私にはなぜか難しい・・・。ぜんぜん鼻には吹き込めず、すかーっとからぶりばかり・・・。結局口から口へのほうだけ、やっとできました。いいんだろうか・・・これで・・・・。
負傷者救済も、大変なもの。気絶役をする受講生を、決まった手順でイスからおろして寝かせ、気道の確保をし、安静な体勢をとらせるのですが、なんと私と組んだドイツ人の女の子の気絶役のうまいこと・・。
めちゃくちゃ脱力しているので、重い重い。翌日はしっかり筋肉痛でした。笑(費用13Euro)
4)視力検査は、最寄の眼科でももちろんできます。ですが、応急処置のクラスでたいがいの場合、いくらか追加で支払えば、視力検査も同時に行ってもらえます。同日に、応急処置と視力の証書がもらえるので、便利でした。(費用2Euro)
   
5)運転許可証は、役所で申請してから許可証が届くまで5-6週間かかるという話。これがないと免許の試験を受けることができないため、教習所に通い始めたらすぐに登録に行くことをお勧めします。必要なものは、パスポート、応急処置クラス参加の証明書。視力検査の証明書。パスポート用写真一枚。(費用43,40Euro)
まだ何か、必要なものが出てくるかもしれないので、その際は追記したいと思います。
私は今現在、3),4),5)を終え、1の学科は14回中10回参加済み。実技は2回やりました。私の一番の難関はやっぱり、実技かな・・・いまのところ、あれこれパニック!
すこしずつ、慣れていくといいのですが・・・
実技については次回のブログで!