「音楽」カテゴリーアーカイブ

Pascal DEVOYON&村田理夏子 DUOリサイタルツアーのご案内

この度、3年半ぶりとなるDUOリサイタルツアーを開催させていただきます。
下記東京公演につきましては、rikakoberlin@gmail.com
までチケットのご依頼をいただいた方は、わずかながら割引をさせていただきたいと思いますので、
ご連絡いただければ幸いです。
地方公演のご案内は、私のサイトFromBerlinのトップページに掲載させていただいております。
各コンサートについての詳しいご案内は順次ブログ上で行わせていただきたいと思いますので、
ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
村田理夏子
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パスカル ドゥヴァイヨン&村田理夏子 ピアノデュオリサイタルツアー2015 名古屋公演のご案内

4月12日に、宗次ホールでスイーツタイムコンサートに出演させていただきます。
音楽を通して、フランス、スペイン、オーストリア・・・さまざまな国を味わっていただこうというテーマです。音楽に詳しい方も、そうでない方も、とても楽しめる演奏会になると思います。みなさまお誘いのうえお越しいただければ、大変うれしいです。
よろしくお願いいたします!
村田理夏子
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パスカル ドゥヴァイヨン&村田理夏子 ピアノデュオリサイタルツアー2015 藤沢公演のご案内 その②

コンサートの翌日はPascal DEVOYONによる企画が一日中行われます。
【藤沢公演翌日:3月22日Devoyonによる特別企画のお知らせ】
チケットご希望の方は、下記チラシ(下)のどのチケットをご希望かを明記のうえ、rikakoberlin@gmail.comまでご連絡ください。私がまとめて主催者に予約手続きを行います。
10:00-12:00 ショパンのピアノテクニック。
(以前山野楽器で行ったレクチャーで、大好評だったものです。ようやく再現の機会が来ました!お見逃しなく!)
13:30-14:30 DEVOYONによる模擬レッスン。ショパンバラード1番
模擬レッスンというのは、生徒無しのレッスンです。Ballade一番を例に、どのように曲にアプローチしていくか、練習方法や曲の全体の見方など、詳しく説明してくれます。今
翻訳中ですが、かなり興味深いですよ!
小節番号の記載された楽譜を必ず持参してください。
15:30-DEVOYONによる公開レッスン。
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みなさまからのご連絡、お待ちしています!
村田理夏子

パスカル ドゥヴァイヨン&村田理夏子 ピアノデュオリサイタルツアー2015 

藤沢公演のご案内 その①
これまで3回のツアー公演では、藤沢でも毎回演奏をさせていただいています。ホール運営者である赤池さんはご自身もピアニスト。音楽家目線で行き届いたサポートをしてくださいます。
今年のコンサートはがらりと傾向を変えてみました。ファミリーコンサートと題して、とっても楽しいナレーションつきの演奏会をします。
ナレーターは寿夢子こと、山口由美様。とある演奏会でご一緒する機会があったのですが、なんともナレーションの天才!演奏会を本当にあかるく面白くしてくれるのです。彼女は実は本業はナレーションではないそうで、さらに驚き。持って生まれた才能と、非常に熱心な練習で、藤沢公演にも万全に備えてくださるはずです。
藤沢のコンサートには、是非彼女にお越しいただきたいと思い、私たちからご依頼しました。
お子様連れの方はもちろん、ご家族でもお越しいただきたいですが、お一人でも、大人のかたでも大歓迎です。この演奏会の後、きっと心がほくほくとして、とても幸せになると思います。
♪お知らせ♪
藤沢公演のチケットは、私が窓口となってまとめさせていただき、主催者に手続きしようと思っています。
このブログをご覧になった方は、2月末ごろまでをめどに、私にご希望のチケットをご連絡いただければ幸いです。
一枚でももちろんOKです!お名前、枚数、ご連絡先をご記載いただけますよう、お願いいたします。
rikakoberlin@gmail.com

みなさん、土曜のひと時、童心にかえってみませんか?
なお、タイトルは藤沢公演その①となっていますが、それは翌日3月22日にパスカル ドゥヴァイヨンによるたくさんの面白い勉強の企画が用意されているからです。それはその②でご案内しますね。
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村田理夏子

パスカル ドゥヴァイヨン&村田理夏子 ピアノデュオリサイタルツアー2015 熊本公演のご案内

過去3回のツアー公演では、熊本で毎回演奏をさせていただいています。中島様が全身全霊を込めて、仲間の方々と、とても温かいコンサートを作ってくださいました。熊本は、お客様もスタッフもみな温かい・・・こころがほくほくとなる演奏会です。今回も楽しみにしています。
今年は中島様を筆頭に、教育連盟様にもサポートをしていただき演奏会をさせていただく運びとなりました。
熊本公演のプログラムは、なんと東京公演とほぼ同じです。シューベルトは3楽章のみとなります。あのなかなかリサイタルで演奏されないバルトークが聴けるのは、東京以外では熊本のみです。お近くの方、是非お越しいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
村田理夏子
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MusicAlpティーニュ夏期国際音楽アカデミー2014を終えて

今年も1か月ほど、フランスのアルプス標高2100メートルの街で貴重な体験をしてきた。私は今年、総勢50名ほどの生徒をレッスンさせていただく機会に恵まれた。そして何よりも、様々な国籍の、さまざまな年齢の人たちとの出会い。これはそう経験できることではないだろう。私の人生にとって貴重な日々、ということばに尽きる。
今回めずらしくメキシコ人の生徒がいた。26歳。すでに音楽学校を目指すメキシコの子供を教えたりしているという。慣れないヨーロッパの講習で最初は落ち着かない様子だったが、徐々にレッスンの聴講に頻繁に訪れるようになった。最終日、ゆっくり話す機会があり話を聞いてみると、講習会初めの方で日本人受講生の演奏を聴いて、今まで知っていた世界とは全然違う世界のレベルだと気が付かされたという。メキシコの中と外の世界。はっと気づかされ、そして必死で何かをつかもうと聴講に通う姿に心を打たれた。この講習会で視界を広げる機会になったという。そして、
『あなたは本当にWonderful Jobに恵まれている』と輝いた目で言われ、はっと初心にかえらされた。
今回の講習では私もDも珍しいほど本当に頻繁に”テクニック”の話をした。国籍は違えど、テクニックというものについて、じっくり考えないまま来てしまい、思うように演奏できなくなったり、痛みを感じたり、苦しんでいる人がたくさんいた。そして何とか糸口をと、テクニックの話に興味を持つ人の多さに驚いた。テクニック、といってもまさに根本の話を求められることが多かった。重さとは何か、指を使うとはどういうことか、指をどうやって使うのか、座り方、呼吸・・・そしてピアノを弾くとはどういうことかにまで及んだ。言葉で納得のいく説明を求められるわけだから、こっちも頭の中をフル回転でできる限りの言葉を尽くして答えた。そのおかげで、私自身これまた基礎を見直すものすごく良い勉強になった。
とある生徒が、無理のある演奏の積み重ねで何もかもうまくいかず、でも年齢などの焦りからコンクールを準備しようとしていて、焦りとプレッシャー、そして弾けないという事実に、日々顔から笑顔や表情が消えて行くのを目にした。講習会とはいえ、私は最後のレッスンで通し演奏を聴いた後、レッスンに入らず、ひとこと、こう伝えた。
あなたは今、音楽のために音楽をやっていない。
そしてこう付け加えた。
そういう方向で音楽をすることで、幸せさまで失っている。音楽をすることで不幸せになるのなら、音楽をする意味があるだろうか。
私にとって大切なことは、音楽の専門的勉強をするにあたり、当然苦しかったり、もがいたりはしても、その結果として、その人の人生が幸せになるよう努めることだ。私は私が接する生徒すべてに対して、そればっかりを考えている。
何のために音楽をし、何のためにコンクールを望み、何のためにがんばっているのか。どんなに一生懸命やっていても、うまくいかないとき、ふと足を止めて考えてみて欲しい。
自分は音楽のために、音楽をしているだろうか。
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思うこと

世間で騒がれているニュースと最近身の回りに起きたこと。たまたま重なったそんなことから、いろいろと考えさせられる日々を送っている。
ありがとう、ごめんなさい。この二つは、もっとも簡単で最も難しい言葉なのかなとあらためて感じる。ありがとうの一言で、お礼を言われる側にとっては、相手はちゃんと自分を見ていてくれたんだ、と感じて心あたたまるだろうし、ごめんなさいの一言が、傷つけられてしまった側にとっては、相手はちゃんと自分の傷を見、思っていてくれたんだと感じさせてもらうことにつながる。
悪気がなかったのだから、などという言葉を耳にすることがある。確かにそうかもしれない。本当は”良い人”が”悪気なく”やってしまう行為もある。むしろそういうことが多いかもしれない。でも悪気がなかったかどうかを論争している時点で、何か忘れ物をしていないだろうか。
理由がどうであれ、事情が何であれ、もしも周りに傷ついてしまった人が生まれたのであれば、それはやはり他人を傷つけたわけだ。どんな時でも相手がいること、相手へのRespectを絶対に忘れてはいけない。
もうすぐ2台ピアノの演奏会をさせていただく。予定されていたBartokの2台ピアノと打楽器のためのソナタが急きょ演奏されないことになった。突然浮上した『打楽器運送費が予算オーバー』という話。そのために曲を変えて欲しいと連絡を受けたのはつい数日前。
まさに寝耳に水のこの事態に、まっさきに私とDevoyonの頭に浮かんだのはBartokを楽しみにしてくださっているお客様のことだった。何とか打開策をと必死になった。決断を急がれるので、打楽器奏者、主催者に夜中まで電話とメールでの打開策探しを試みた。こういう手段はないか、ああいう手段はどうかとDevoyonと何度も何度も、文字通り一日中必死で考えぬいた。こういう時、
主催者、打楽器奏者、私たちという3角形が”一つの方向”を見据えて考えて協力して動かない限り解決の扉は開かない。主催者と打楽器奏者の間に何があったのかわからないが、
今見るべきその1つの方向とは
『自分』ではないはずだ。
残念なことに1枚の扉は電話に一切出ることはなく、メールで一方的にキャンセルの意向ばかりを告げてくるという開かずの扉となってしまった。
そして私たちの心の奥底にチクッと痛みが走った。
開かずの扉はいつかそのドアを開く時、何か感じてくれるのだろうか。

演奏会のお知らせ@Berlin

私たちDUOにとって、全身全霊を込めて目下準備へと向かっている何としても聴いていただきたい!プログラムが生まれました。
みなさんとホールで音楽を共有できたら幸せです。
よろしくお願いいたします。
日時:2014年2月20日、21日(2公演)
場所:ベルリン芸術大学 Joseph- Joachim-Konzertsaal, Bundesallee 1 – 12 Berlin-Wilmersdorf
プログラム:
Poulenc:Sonata for 2 pianos/プーランク 2台ピアノのためのソナタ
Bartok:Sonata for 2 pianos and percussions/バルトーク 2台ピアノと打楽器のためのソナタ

Brahms:Sonata for 2 pianos /ブラームス 2台ピアノのためのソナタ
Piano :Rikako Murata. Pascal Devoyon
Percussions: Sarah Mahmoud、Adrian Schmidt
予約必須です!
www.hindemithberlin.de/event.html
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ドゥヴァイヨンズ ヴィレッジ 第一回 Bコース

Aコースに続いて行なったのが、専門的に音楽を勉強された大人の方対象のグループレッスン。
5名の生徒を2名と3名のグループに分けて、このコースは私が全て担当して開催した。これまた本当に素晴らしい会になった。集まったのは全国津々浦々から。年齢も幅広い。
自分のテクニックに悩んでいたり、教えるあたって基礎を見直したかったり、いらしてくださった理由は様々ながら、社会に出てさまざまな経験をした後、誰にも強制されず、自分の意志でピアノというものに最終的に戻ってきた人たちばかり。それがなんといっても私にとって大きな魅力だ。
いやあ…それにしても個性的な5人が集まった。参加者の皆さん、お互いを見ていて、私は他の人より普通だなぁ、と感じていたら
「間違い」
です。全員見事に個性的でしたよ。笑
私は、各生徒さんにとって今必要だと感じたことに焦点を絞りながらも、5名ともそれぞれ違ったポイントを選ぶようにし、レッスンを聴いたあとは実は自分の教わったことだけではなくたくさんのポイントを学んでいたという流れを心がけた。みなさん他のグループも聴講してくれて、おかげでたくさんの音楽に出会えた模様。
何より嬉しかったのは、初日も二日目も、自然発生的に生徒さん同士でお茶に行ったりお昼を一緒に食べたりしていたらしき事。仲間を大切にすると、自分も幸せになれるはず。この会をきっかけに生徒さんたちの交流が続くなら、本当に嬉しい。かなり手ごたえの強かったBコースも、近いうちにぜひ開催したいと思っている。
みなさん、是非ドゥヴァイヨン ヴィレッジにお越しくださいませ。
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こちらからhttp://www.rikakomurata.com
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