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㊗レコード芸術特薦盤受賞!

先日ご案内した DEVOYONの新CD ドビュッシー前奏曲集 がレコード芸術特薦盤を受賞しました!1/26に記念イベントを予定しています。下記サイトより詳細をご覧の上、お越しいただけましたら嬉しいです。

イベントのレクチャーのテーマは DEVOYON自身が

ドビュッシーのユーモアについて是非語りたいんだよなあー!というつぶやきをしていたので(笑) そのテーマでお話をさせていただきます。生演奏もありです。皆さん是非応援にお越しいただけましたらとても嬉しいです!

詳細はこちらから!

DEBUSSY前奏曲の新CD及び新書籍”練習のヒント”発売記念イベント ご案内 その2

Pascal DEVOYON 新CD&書籍発売記念イベント(2020年1月26日)はDEVOYONの生演奏ありです!少人数でのイベントのため、驚くほど自然なDEVOYONの奏法を間近で体験できるめずらしい機会でもあります。
公開レッスン受講生と曲目も決定しました。みなさんで盛り上げていただけたら嬉しいです。たくさんの方のお越しをお待ちしています!11月10日現在残席18です。引き続きよろしくお願いいたします。

PASCAL DEVOYON NEW CD!ドビュッシー前奏曲全曲・・そして・・・・?!

この度、ドビュッシー前奏曲全曲録音CDがマイスターミュージックよりリリースされました。満を持して迎えた録音。1音目から神秘の世界に引き込まれる魅力的なCDです。

そしてなんと!それだけではなく、前奏曲全曲の練習方法などをまとめた<練習のヒント>と題した書籍が、年末に音楽之友社より発売となります!

これに先立ち、昨年出版された書籍<ドビュッシーの島々>は、前奏曲全曲を通して、DEVOYONなりの様々なイメージがちりばめられていて、自分でも演奏してみたくなるような想像の世界に連れて行ってもらえる素敵な読み物です。

続編として出版される今回の<練習のヒント>。これは自分の描いたイメージに近づくためのアプローチがちりばめられていて、演奏家、指導者、音楽愛好家・・どなたにも是非お手に取っていただきたい書籍です。

書籍 ドビュッシーの島々
NEW CD
前奏曲全曲解説書籍<練習のヒント>

これらの発売を記念し、2020年1月26日に 記念イベントをさせていただきます。みなさんにお越しいただけましたら幸いです。詳しくは下記サイトをご参照ください。

DEVOYONS’ VILLAGE
http://www.rikakomurata.com/Rikako/villagetop.html

第3期 門下生を募集します。

2003年よりベルリン芸術大学で15年教鞭をとってまいり、この度日本に居を移しました。今後は、日本での教育活動に集中していきたいと思っています。

大切な学生時代。将来長い目で自立して音楽と携わっていけるためには、学生時代にたくさんの幅広い勉強を通して、様々なことを吸収することが大切だと思います。 

本番やコンクールが多い今の時代、まわりのペースに惑わされず、 今の自分に必要なことを見つめながら、自分を長い目で着実に育てていくことが難しくなったと感じます。

学生時代は吸収、蓄積、そしてチャレンジの大切な時期です。がむしゃらなチャレンジだけに翻弄されがちな昨今、私のところで勉強をしてくれる学生たちには、きちんとした判断力を養い、音楽と、そして向き合うことも忘れず、忍耐をもって着実に一歩一歩を重ねることの大切さを身に付けてほしいと思っています。そして、本当の意味での芸術家をひとりでも多く養うお手伝いができればと願っています。

各自のレパートリー全体を把握しながら、ひとりひとりに寄り添って全力で向き合いたいという思いから、当面、門下生は限られた人数にとどめたいと思っています。今回は1~2名の募集です。情熱と向上心にあふれた若者との出会いを楽しみにしています。

門下生コースの詳細は下記をご覧ください。

http://www.rikakomurata.com/Rikako/MessageFromBerlin.html

本物

先日韓国の音楽祭に参加させていただいた。韓国入りした日、音楽祭のアーティスト仲間たちの演奏を聴こうと早速会場へ向かった。 その日の最後は韓国人若手弦楽四重奏とダンダイソンのピアノでフランクのピアノ5重奏。

小柄なダンタイソンからみなぎるようにあふれでる音楽の力に、最初から圧倒され聴き入った。そして生の舞台上での互いのメッセージにアイコンタクトと心のコンタクトで
敏感に反応しながら、相乗効果で音楽を作り上げた弦楽四重奏もとてもすばらしかった。

この感動をすぐにでも伝えたいと、Dと共に楽屋裏に向かった。カーテンコールを繰り返しているようでなかなか現れず、そうこうするうちに、やっとダンタイソンが楽屋に勢いよく戻ってきた。

久しぶりだね!!!元気???なんていう挨拶もそこそこに、<素晴らしい演奏だったよ!音楽があふれて・・・!>と興奮気味に伝えるこちらの感動を少年のような笑顔でにっこりと嬉しそうに聴きながら、演奏を終えたばかりのダンタイソンもアドレナリン放出の興奮気味。そして、発した言葉は

ありがとう!!いやぁ、でもまだわからかないんだよねえ。あの最後の部分。フランク何を求めてるんだろう・・・。ねえねえ、ふたりともどう思う?この最後さあ! とぴょんとはねて楽譜を取りに行き、広げて見せてくれたのだ。ここ、ここ・ずっと探してるけど、まだ見つからないねえ。うーん。どう思う、どう思う???

弾き終えて10秒後には自己の演奏を振り返り、フランクの意図に近づきたいと模索に入っていたのだ。

称賛や拍手に惑わされず、自分の見据える音楽に近づこうと模索する姿勢。そしてあれほど数多くの本番をこなす彼は、各本番で自分の模索を試し、終わったら次を見据え、反省している。

まさに音楽に向き合って挑戦する本物の音楽家の一面を垣間見た気がし、そして奮い立たされた。 演奏で感動し、その後の本人の姿勢に、もう一度感動。 2度も心を揺さぶられた演奏会だった。

学生の皆さんへ 

数年前より、DEVOYONS’ VILLAGEという試みをしています。”仲間”と共に学ぶことを大切にしたいという思いから始めました。

学生生活はじっくりと学び、耕す貴重な時間でもあります。本番、コンクール・・数々の催しに翻弄されて、大切な<育てる>時期を失ってしまうことほどもったいないことはありません。今の自分に必要なことは何か。自分の長所、短所両方を見極めて、良きところは伸ばし、改善できるところはないか考えてみる。

本番やコンクールはもちろん”経験”として意味をもたらす場合もあります。そうなるには、まずは自分を今の自分なりのベストまで育てたうえで舞台にあがらなければ、何の経験でもなくなってしまう。しかも自分を壊してしまう危険なものですらあります。自分なりのベスト・・・って何だろう。それは、自分を見つめ、自分に問い、試し、刺激してみること。そうすると自分で思っているよりも、もっと高い自分の”ベスト”が潜んでいるはずです。

大切な、そして貴重な今の時期。がむしゃらだけではなく、時にはゆっくりと周りの刺激し合える仲間とも向き合い、様々な意味で豊かに、そして厳しく自分を育ててほしいと思います。

長い目で幸せに、そして充実して芸術活動に携わっていけるために、幅広い知識、的確な判断力、繊細な感受性、本当の意味で<聴く>ことのできる耳・・・そして人間性・・それらを高めて学生生活を終えてくれたらと強く願っています。

この7月より、学生さん向けに新システムを導入します。お友達と2人、あるいは3人で一緒に申し込んでいただきます。レッスンは3回。レッスンが必要だと感じる月の1か月前にお申し込みください。詳しくは下記サイトに書いてあります。

http://www.rikakomurata.com/Rikako/villageevent25.11.html

下記は、村からのメッセージです。一度、村にお越しになりませんか?

【メッセージ】 共に学ぶ・・・これは学生時代の宝物です。忙しい学生生活の中、時には一歩立ち止まることも大切だと思います。尊敬する知人たちとじっくり向き合い、周りの仲間たちの姿に目を向け、そして自分と向き合い、今自分に必要なことを見据えたうえで、再び勉強の日々に戻っていただければと願っています。そのために、この村が何かの役に立つのであれば嬉しい限りです。

ピアニストの手

雑誌ショパン5月号(4月18日発売)に記事を書かせていただきました。手が大きい人に向いている曲?!などをあげ、理由や歴史的背景と合わせて、書かせていただいています。お読みいただけたら嬉しいです!

SSF 2019  ソウルスプリングフェスティヴァル まもなく!

ソウルで行われる、室内楽の大祭典 SSF!今年も間もなく始まります。一日に昼公演、夜公演があり、町のあちらこちらのホールで、世界中のアーティストが室内楽の祭典を繰り広げます。今年は私も声をかけていただき、4月28日より5月2日まで毎日公演をさせていただきます。

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