3月7日デュオコンサート 楽しみ方Part2

さっき、パスカルと今後のあわせのスケジュールを一緒に話し合っていて、3/7に演奏する曲目をリストアップし終えた矢先、パスカルが

「いやぁ、これ本当に聴くのが面白いプログラムだね!」

とすごく嬉しそうに声を上げた。

以前、とある音楽祭で私たちのデュオ公演をしたとき、終わって会場から出るお客さんが口々に、あー楽しかった、なんか幸せになった、また行きたい!と言ってくださっていたことがあるのですが、今回はまさにそれに匹敵するプログラム。

どんな魅力があるか、少しずつブログにアップしますね。まず

最初に演奏するインファンテのアンダルシア舞曲。インファンテという作曲家についての情報はなぜか非常に少ない。ところが作品は「これぞスペイン🇪🇸!」というスペインを代表するような作品です。

でも、これぞスペイン!てなんだ?

それは、生きる喜び、誇り高さ、あふれんばかりのエネルギー、そして官能性。太陽と夜が交錯する魅力と言えば良いか。

アンダルシア舞曲は短い3曲から成っています。1曲目は、もう第一音から、スペインらしい鋭く引き締まったリズム。聴きながら、みなさんの本能的なエネルギーがざわつき出すこと間違いなし!つい立ち上がって踊りたくなりそうなほどのスペイン気質。

2曲目、これは言葉にしつくせないほどすばらしい傑作。ギターを荒々しくつまびいたり、炎のように燃える魂だったり。パスカルの奏でるカデンツァは、燃え上がるようで、かつ格調の高い、凛とした魅力に溢れる名演です。必聴です、本当に。

3曲目は、スペインの民族的大衆的な節が心地よく奏でられ、みなさん聴きながらつい口ずさんでしまうかも!

オープニングから幸せになる作品です。続きはまた!