🌲🌲🌲 流山・森のまちの音楽祭へようこそ
もし聴衆の皆さんにコンサートにいらした理由をお尋ねしたら、その答えはきっと様々でしょう。音楽を聴きたいのはもちろん、楽器に興味があったり、アーティストを楽しみにしていたり、はたまた家族でリラックスしに来る方もあれば、お友達に会いに来る方もいたり… そんな「色々」という思いから、この音楽祭では皆さんが私たちの祭典に行ってみたくなるようなバラエティーに富んだプログラムを作ってみました。皆さんにそれを実感していただけるよう、今日から数回に渡り、各日のおすすめポイント!についてお届けします。皆さんの好奇心がふと目覚めてくれることを願って……
(NAGAREYAMA国際室内楽音楽祭 音楽監督 パスカル・ドゥヴァイヨン/村田理夏子)
🌲 11月2日 14時開演 オープニング・コンサート 🌲
今日はプログラム前半のご紹介です!
◎モーツァルト:フルート四重奏曲 第1番
モーツァルトに関しては、ヨーロッパじゅうの王子達を感動させた神童で、天性の才能の象徴であるというご紹介など、もう必要ありませんね。彼の音楽は天から降ってくるかのようです。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを伴い、高木綾子さんの魅力的なフルートがアマデウスの作品に命を吹き込みます。2楽章はこの上ない詩で、これを聴くと、ロマン主義が生まれたことがわかります。
◎シューマン:「おとぎ話」
続くシューマンで私たちは、おとぎばなしの魔法にかかります。何か決まったおとぎばなしを探してはいけませんよ。決まったお話があるわけではなく、ご自身の想像のおもむくままにまかせて良いのです。シューマンは物語の語り手で、この作品はまさに魔法の詩の世界に浸らせてくれます。全てを忘れ、音楽に身を任せるだけ。クラリネット、ヴィオラ、ピアノという珍しい編成で作曲され、コンサートホールでこの作品を聴ける稀なチャンスです!
天空のモーツァルト、おとぎの魔法の世界へ迷い込むシューマン。初日前半から別世界へと足を踏み入れること間違いなしです!お楽しみに!
🌲🌲🌲🌲🌲🌲 Vol.2に続きます 🌲🌲🌲🌲🌲🌲