今日はチェロのチョーチンを紹介してみます。彼女はベルリン留学時代から知っているのですが、いつになっても自然体であるのが魅力。多分チェロは楽器ではなく、身体の一部なんだろうと感じるぐらい、
楽器から泉のように音楽が溢れ出ます。
そんな彼女はおしゃべりも大好き。「あたしさー、こんなに喋るのに
趙静(ちょう しずか)って名前なんだよねーわははー!」
なんて大騒ぎするかわいい一面もあります。
そんな彼女も今はママとなり。娘ちゃんは目に入れても痛くないぐらいのかわいがり用。愛情たっぷりで、エネルギー溢れる芸術家ママはとても魅力的です。
文字通り、1音目から圧倒されるアーティスト。彼女の熱量は絶対に生で味わっていただきたい。チェロといえばドヴォルジャーク。初日のドゥムキは果たしてどんなオープニングとなるか、今から楽しみです。
仕事で金沢に来ている。いしかわミュージックアカデミー。
ここではたっくさんの嬉しい再会になった。
まず、先生方、伴奏者、通訳、運営スタッフ紹介の打ち合わせ現場。
伴奏者として紹介される子たちほぼ全員が、パスカルが桐朋でレッスンしたことのある子ばかり。私も通訳で何度も彼らの成長ぶりを応援してきたので、それぞれが一歩ずつ活躍する姿が、なんとも言えなく嬉しくて仕方なかった。
先生方も然り。嬉しい再会もたくさんあれば、お互いに名前は知っているのに初めてお目にかかる方々もたくさん。会場に移動するバスに乗るまで、そしてバスの中で、たくさんの嬉しい会話が生き生きと交錯していた。
そして私はというと、子供の頃、金沢で育った。金沢はたくさんの思い出がつまった故郷。あっちもこっちも行ってみたい気持ちを抑え、心の中で懐かしの思い出旅行をしつつ、仕事をする日々。
いしかわミュージックアカデミーは26年目だという。人と人が繋がり、音楽の輪が広がるこういったアカデミーは大切にしたいなと感じる。
日常、遭遇したこと、思ったこと・・・を飾らず気ままに書いて行きたいと思います。