人生の節目に全力で臨んだ初ソロCD。まさかの「特選盤」受賞の連絡が入りました。日本を代表する批評家2人が審査し、2人とも推薦の票を入れたCDだけがいただける名誉。
レコード芸術6月号には、推薦してくださった批評家の推薦文が掲載されている。
突き刺さるような、とデュティユーを表現してくださった那須田氏。一貫した緊張感を評して下さったことも、私が最後までこだわり苦労したポイントで、とても嬉しかった。
色彩、タッチ、ペダリング全てにおいて繊細に感じ取ってくださったおふたり。
私の意図するところを、まさについてくださった文面が何よりも嬉しい。
一歩一歩、自分を磨くことのみを見据えてここ数年進んで来たが、もう少し続けていて良いのかもしれない、と思わせていただけた。
私にピアノを始めさせてくれた彼女も、天で喜んでくれているだろうか。
パスカルがシャンペンと手料理を用意して、その日にお祝いして、自分のことのように喜んでくれたことも、心に沁みた。
みんなに感謝。