男の人にとって、”はげる”ということはかなり深刻らしい。私の母は若いころ、父の薄くなり始めた頭を
”はげはイヤ、はげはイヤ”
と言いながらマッサージしていたという。←どんな母・・・
そんなある日、若かりし父は勇気を振りしぼり、はげをなんとか防げないかだろうか、と相談に専門医を訪れることにした。
そして診察室の扉を開けたその時、
父はすべてを悟ることになる。
―――先生がはげだったのである―――
はげの専門医がはげ・・・
そして父は、
<だれも自然には逆らえない>
ということを学び家へと帰ったそうな。
うちのぱぱの小話(実話です。笑)でした。