とうとう出会いました!!!!!!! 本物の“音楽家”に!!!!
大晦日に、私の親友たちと小さなパーティーをした。私の“人生のパートナー”君が、
“みんなを驚かせるDVDがある!”と、その日まで見せてくれなかった映像をそこで披露してくれた。
それは、カルロスクライバー指揮のBeethoven7番シンフォニー。オーケストラは、アムステルダムのコンセルトヘボーオーケストラ。意外と知られていないDVDらしい。
今までも、CDやDVDで音楽を聴いて、感動することはもちろんあった。ただ、映像を見終わった時、金縛りにあったかのように、一瞬、呆然としていた自分は初めて。まさに、本物の“感動”だった。
お料理を口にしたときの感想と同じで、言葉にしてしまうと、うまく伝わらず、私のこの大興奮している感激が薄れていきそうなので、あえて何も書きません。でも、見てください!是非是非!!!
ひとことだけ言うならば
カルロスクライバーという芸術家の体の中の隅々に音楽が溢れかえっていて、彼は自分からあふれ出る音楽に逆らわず、指揮棒を操り、見ていると指揮棒が自然に生命をもって動いているという感じ・・・かな。
― そうだよなぁ。音楽って本当はこうなんだよなぁ。
と、音楽の真髄に出会えた気がして、心から嬉しくなった。
私のパートナーが、
― 何かに迷ったら、これを見ればいい気がする
と呟いたそのことばが、すごく心にしみた。