さむっ!
外に出た瞬間、思わず肩をすくめて、このひと言がでてしまう季節になった。
ベルリンの冬は寒い。それでも、私が来たころ、マイナス22度という最低気温になった年に比べればずいぶん暖かいのだけれど。
あれはベルリンで初めての冬だったと思う。翌日の天気予報を見ていたら、なんとマイナス22度。今日は0度なのに、明日がマイナス22度??? わが目を疑って、その数字としばしにらめっこした後、あわてて日本に電話。 “マイナス22度だってぇぇ!!”
―マイナス22度って、どんな感じ? 冷凍庫並みってこと?
ええ、ええ、そうです。笑
生乾きの髪で外に出たら、ばりっ! と凍るんですから、髪が!!!! 降ってくる雪は、まさに結晶のまま。洋服についた雪が、あの雪印のマークそのままなんです!
ここ数年は温暖化現象のせいか、そこまで厳しい冬ではない。とはいえ、やっぱり冬。夜になると、冷えてくる。
私の親友のひとりに、R君というピアニストがいる。彼はベルリンに住んでいるのだけれど、仕事でいろんな国を飛び回っていることが多い。先日、アメリカからお土産を買ってきてくれた。
にやっ・・と笑って差し出した紙袋には、長さ30cm、太さ3センチはある巨大なボールペンが入っていた。その名も
<Really Big Pen!>
・・・・・・・・・・・ これでどうやって書くんだ! (;`O´)oこらー!!
そんなアイディア溢れる彼が、ついこの間とっても嬉しいお土産をくれた。今度は佐渡ヶ島からのお土産というそれは、なんと入浴剤!! お風呂の好きな私にはたまらない!しかもこんな寒い時期となれば、自宅温泉気分だ♪
早速いただいた袋を開けてびっくり。その名も
<金箔入り 黄金の湯>
―金箔? 黄金??
パッケージもキンキラ金なのだ。なにかの映画であったバラの花に埋もれるお風呂の様に、金箔に埋もれるのであろうか・・・( ̄▽ ̄)。o0○
などと、想像しながら、お風呂に入れてみた。
あら?・・・ごみが浮いている・・・・・
と目を近づけると、・・・・・ああ、ありました、金箔。(-o-)
埋もれるなんて、夢のまた夢。
金箔様は、ちらりちらりと浮いていたのでした。あたりまえか・・。
黄金風呂、というわけにはいかなかったけど、(笑)入浴剤のおかげであったかーい温泉気分を味わうことができ、感謝感謝♪ とっても快適でした。ありがとうR君!
ちなみに 上記に登場したお土産たちです。
Really Big Pen
黄金の湯
こちらに浮いているのが、黄金の金箔です・・・