「音楽」カテゴリーアーカイブ

門下生を募集します

JPEG2.JPG長年、いずれ日本で教育活動を本格的に行っていきたいと夢見てきました。私自身も日本そしてベルリンの生活で
非常に厳しいながらも、たくさんの愛情をもった教育を受けてきて、そんなみなさんのおかげで今の私に至っていると感じています。
2018年秋より、これまでの通年マスタークラスとは別に、門下生募集をし、これから少しずつクラスというものを形成していきたいと
考えています。詳しくは FromBerlin のサイトからご覧いただけます。
様々なことを考慮し責任をもってお引き受ける人数をと考えております。ご興味のあるかたはご連絡いただければ幸いです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
村田理夏子

ラヴェル ラヴェル ラヴェル!!

3月23日に銀座山野楽器で行われる私たちの面白いイベントがあります。これは5月20日のオールラヴェルコンサートに先立ち、ラヴェルについて学ぼう!という趣旨です。
え、ラヴェルが子供のようにケラケラ高笑い??
実はいたずら好き?
時に緻密で冷たい、と評されるラヴェル音楽ですが、本当にそうなのでしょうか?
ラヴェルをもっと知りたくなる、もっと聴きたくなる、もっと弾きたくなる・・・そんな時間になりそうなラヴェル講座。
音楽愛好家の方も、専門的に勉強されている方も、そしてラヴェルがよくわからないぞ、という方も・・・是非!!!お越しいただければ幸いです。
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あけましておめでとうございます!

今年もみなさんにとって、健やかで穏やかな一年となりますように。
2018年は私たちにとって、実は様々な点で節目の年となります。そんな年に
私たちらしい演奏会を出来たら良いね、と2人で色々と考え、
下記のコンサートにたどり着きました。私も主人も尊敬して、愛してやまないラヴェル。少しでもその世界に近づけたらと願っています。
たくさんの演奏会が世の中で行われている中、ご多忙のことと思いますが、
会場に応援にいらしていただけたらこれほど嬉しいことはありません。
お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。
チケットのご要望は
こちらから
村田理夏子

CDができました!

待ちに待ったCDが手元に届きました!
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全曲フランス音楽です。色合い、雰囲気・・どれをとっても何とも言えない素敵な世界観に仕上がっています。
オーボエをされる方はもちろんですが、クラシック全般、あるいは趣味の方、みなさんに手に取っていただきたいと感じています。
日本でお求めを希望される方は、私からご購入いただくことができます。(1枚あたり1800円。送料は着払いでご負担をお願いさせていただきます。ご了承ください。)
メールにてrikakoberlin@gmail.comまでご希望の枚数をご連絡いただければ、お支払い手続きのご連絡をさせていただきます。
Helene Devilleneuveさんはフランス放送交響楽団ソロオーボイストを務められ、パリ高等音楽院(コンセルバトワール
の教授もされている、フランスを代表するオーボイストのお一人です。音にとてもこだわり、時間をかけて仕上げたCDです。
耳にしていただけましたらこれほど嬉しいことはありません。
よろしくお願いいたします。
村田理夏子

1年間Devoyonの門下生になれるチャンス?!

2017年10月から1年間、イタリアでスペシャルマスタークラスが行われます。
いくつかのコースがあるようですが、いずれも1年間Devoyonの生徒となり、年間4期にわたりレッスンがあります。第1期は10月です。各期間、4日間の滞在で3回のレッスンを受けられるようで、年間16日間の滞在中に、12回も受けることができます。
本当に貴重な機会だと思いますので、ご興味のあるかたは是非下記サイトからお申し込みください。サイトのAnnual Master Classeというメニューを押すと、詳しいルールなどが書かれているようです。
10月から始まるクラスなので、お急ぎください!
Locandina Masterclass - Pascal Devoyon.png

目に見えない美

私の選んだ芸術の道は、時間をかけて練るそのプロセスが最大の喜びであり、美だと言える。
自分が注いだ情熱と、愛情、自分への挑戦と達成感。それが自分を満たしてくれる。山登りをされる方も同じような感覚なのだろうか。
苦しくても、光を浴びなくても、1つ1つ積み重ねる石は尊い。そう信じて私は今までの道を歩んできた。ところが、ひょんなことから、その積み重ねてきた石を他人にひと蹴りで蹴散らされたように感じた出来事があり、このところ、その闇からでられず苦しんでいた。
そして気がついた。なぜ蹴散らされたように感じたかというと、心のどこかで自分の積み重ねる石を見てくれている人がいるといつの日か勝手に思い、結局は自分が人からの評価をどこかで期待していたからに過ぎなかった。自分のせいだ。
そう気がついて、積み重ねた石にもう一度目をやると、それは決して崩れてはいなかった。その石を見て、私は間違ったことはしてきていないと確信できた。
芸術の世界は一部の人を除いて決して華やかではない。自分と向き合い、自分に問いかけ、自分を豊かにしていくことに喜びを感じられないと続けられない。
私にはありがたいことに若い音楽家や真剣に音楽に向かう大人たちと接していく機会がある。私が出会う全員に、私の生き方を通して私なりのメッセージを送ってきたつもりだし、送り続けたいと思う。華やかな、そして有名な人を追いかける風潮にある若者から、心ない言葉を浴びたこともある。でもその子達もいつか、私のメッセージを掴んでくれる日がきたらいいなと思いつつ、また1つずつ石を積み重ねる毎日が始まった。
私のサイトFromBerlinは
こちらから

面白い!!

Devoyonによるテクニック講座最終回は2月28日。KAWAI表参道で行われる。その翻訳を今おこなっているのだが、これが・・・ものすごく!!!面白い。今回のテーマは
テンポと緊張、暗譜、ピアノに向かって。
テクニックに直結しそうでもなく、タイトルをみただけでは、いったいどんな話になるのかわからないなあ?と思っていたら、出来上がった原稿は、趣味の方も専門的に学ぶ方も、演奏者、指導者、誰にとっても驚くほど面白い内容になっていた。
テーマ①テンポとは何か? 音楽の緊張って?
わかっているようで意外とあいまい、でも私たちにとって理解することが不可欠なポイントが、日常生活を例にあげることで、とってもわかりやすく説明されている。
そして何よりも誰もが気になるテーマ
②暗譜!
これについては、緊張をどうやって乗り越えるかとか、なんとか生き残れるおまじないを考えるのではなく、
1) いったいどうして記憶があやしくなるんだろう?
2) 考えてみれば、脳っていったいどういう仕組みで記憶をしてくれているのか?
3) それならこうやって練習したほうが良い
という、納得のプロセス。
特に、その脳の話が本当に面白い!
③ピアノに向かって
普段時間のないDevoyon先生は、いったいどうやってテクニックの質などを維持されているのでしょうか?何かヒントはありますか?というご質問をいただき、どんな答えが出るのか、これまた必聴です。
目から鱗だらけの最終回。学生さんも、音楽愛好家も、指導者の方も、是非ご参加いただきたい会になりそうです。

桐朋学園 春期講習 ~コンチェルトを弾いてみよう!~

桐朋学園の皆さん、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします。
3月にPascal DEVOYONによる春期講習が開催されます。タイトルは
コンチェルトを弾いてみよう!
いつか一度は弾いてみたい協奏曲。毎年この時期にコンチェルトの春期講習を
行わせていただくことになりました。
詳しくは下記チラシおよび学内掲示をご覧ください。
たくさんのご応募楽しみにしています!!
**お申し込みは二人一組が必須で、お互いの曲を伴奏をすることが原則です。
個々に伴奏者を連れてくることは認めていませんので、ご了承ください。
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