CDができるまで:その③2大ショック! 

あけましておめでとうございます!まもなくの録音を控えているので、あまりお正月気分なく過ごしておりますが、本年もよろしくお願いいたします!

そんな前回の打ち合わせでは、「はぁ~時代は流れているのねえ」と感じさせられるびっくりがいくつかありました。

録音では余計な音が入らないように空調を止めて行います。でも録音は1月。いくらホールを事前に暖めても、寒くなることも考えられます。録音技師さんはそういうことにも細かに気づいてくださる。

録音技師さん: まぁ、寒くなったらホールの照明をつけて会場を暖かくしたりしますよー。

私:なるほどーー

と感心していたら

舞台責任者が間髪入れずひとこと、

「あ、それは無理ですよー。今はLEDなんで。

あったまりませんよ。電球触っても熱くない」

私と録音技師 …… (・∀・) そーなんだ…?!

録音技師: はー。参りましたねえ。時代はなんともいつのまにか近代化されているんですねぇ。(^_^;) 

私: LEDは熱くないの?じゃあ、ろうそくとか。(⬅︎どんだけ昭和人)  

  

と、LEDショックで会場を後にした私たち。

打ち合わせでもう一点、録音技師が心配していたことがある。それは冬の楽器状態。

前回のブログで書いたように、今回は楽器を外部から持ち込んで録音するのだが、肝心の楽器は録音開始の数時間前にトラックで運送される。ピアノが冷たい状態でホールに入るので、

気温差でピアノが変化しやすいのではないかと心配されていた。そして、

「料理みたいに温めながら楽器を運べたらねえ、ワハハ!」

なんて私と冗談を交わしていた。

ちょうどこの数日後、録音を担当する調律師さんと会う機会があったので、この案件を尋ねてみた。

すると…

調律師: あー、大丈夫です。今の運送トラックは空調がついてるんですよ♪

(・∀・) ま.さ.か….

完全に時代のスピードに取り残されてますね、私。。。

ブラボー昭和…

……

チーン (*_*)

CDリリース記念コンサートチケットはこちらから!

https://www.rikakomurata.com